九州の百貨店 初売り 節約志向反映 福袋は好評 初日以外 伸び悩む(西日本新聞)

 九州の主な百貨店の初売り状況が4日、まとまった。お買い得な福袋が売り出される初日(1日または2日)は前年並みを維持したが、翌日から伸び悩み、3日までの合計では前年を下回る店舗が目立った。一部店舗で高級ブランドが復調の兆しを見せているが、セール品でも購入点数を絞るなど、依然として節約志向が続いている。

 岩田屋(福岡市)は、2日の初売りでは売上高8億8千万円、入店客17万5千人で前年並み。ただ、「4日が仕事始めで、3日夕から客足が鈍った」と2、3日合計の売上高は前年同期比2%減少した。鶴屋百貨店(熊本市)も2日の売上高は前年並みで、2、3日は同5%減。トキハ(大分市)も本店の2日の売上高は前年を上回ったが、2、3日は同4%マイナスだった。

 初売りの2日に例年より1時間早く開店した博多大丸(福岡市)は、同日の売上高は微増だったが、2、3日合計は前年並みにとどまった。福岡三越(同)や山形屋(鹿児島市)は2、3日とも前年と変わらなかった。

 岩田屋や博多大丸などでは、これまで不振だった海外の高級ブランドが好調に推移。岩田屋は「商品を吟味する姿勢は強まっているが、その分、良いものを買いたいと思っているのでは」と分析した。

 井筒屋(北九州市)とくまもと阪神(熊本市)、トキハわさだ店(大分市)は、1日から営業。ただ、九州で百貨店が元日から営業するのは初めてということもあり、井筒屋本店の1日の売上高は、目標の5億円を1億円ほど下回った。1−3日の売上高は、前年の2−4日と比べ10%ほど減少した。

 トキハわさだ店では、1−3日(計3日間)の入店客は前年の2、3日(計2日間)と比較して32%増えたが、売上高は8%増にとどまった。

 井筒屋は「元日営業の成果や課題を分析し、来年の年始商戦に生かしたい」と話した。

=2010/01/05付 西日本新聞朝刊=

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<消えた年金>「名古屋方式」で成果、64%の持ち主判明(毎日新聞)

 名古屋市が独自に実施した「消えた年金」問題の調査結果がまとまった。市は、独自に把握している国民健康保険加入者の情報を活用して、市が調査を担当した639人(802件)のほぼ全員と接触。約64%の404人(515件)の記録の持ち主が判明した。厚生労働省が「名古屋方式」による調査を各自治体に要請するなど成果を上げた。

 公約で「消えた年金」の独自調査を掲げた河村たかし市長は、09年9月に調査開始を表明。国保加入者の住所や電話番号を基に、調査対象記録の1091件のうち1083件の連絡先を特定した。

 このうち、愛知社会保険事務局分を除いた市担当分の802件について、10月中旬から2カ月間、河村市長も電話調査に参加して、職員が電話と訪問による調査を続けた。不正を防ぐため「相手から勤務先を述べてもらう」などのマニュアルを定め、介護施設に入所していた15人を除くほぼ全員に接触した結果、約64%の持ち主が判明した。

 一方、約36%の287件は持ち主が判明せず、いまだ「宙に浮いた記録」のままになっている。市保険年金課によると「勤務したのは大昔で記憶がない」「事業所を転々として覚えがない」などの理由で特定できなかったという。

 長妻昭厚労相は09年11月、名古屋での成功を全国に応用して記録の特定を進めるため、各自治体に協力を要請した。河村市長は「皆喜んでるし、名古屋からええことが広がりよかった」と話している。【岡崎大輔】

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